ランの酸素ハウス生活【第2話】|酸素ハウス生活にかかった費用
更新日:8月8日
「酸素ハウスって実際いくらかかるの?」
ランの場合、酸素ハウス生活にかかった費用は、合計 約233,050円でした。
※電気代・通院費・薬代・食費は含んでいません。
リールでは要点だけをお伝えしましたが、ここではもう少し詳しくまとめます。
まず初めにお伝えしたいのは、この金額はランの場合ということです。
酸素ハウスが必要になる子は
一時的に苦しくなった時や症状が出た時のみ使用する子もいれば、
最後の時間をお家で家族と過ごすために使用する子、
ランのように慢性的な呼吸器疾患等で24時間や長期間使用する子など
本当にさまざまです。
そのため、かかる費用も大きく変わります。
酸素ハウス生活にかかった費用:ランの場合
2025年1月24日に紹介限定の大きな総合病院を受診し、そのまま病院保有の酸素ハウスをレンタルしました。
病院に勧められた酸素ハウスの業者を取り扱う埼玉県の唯一の店舗が奇跡的に家の近所だったので
明日レンタルしに行きます!と電話で伝えたのですが、
その後病院に一つ所有していることがわかり、即日借りて帰ることができました。
とても大きな病院だったため、所有していたのだと思います。
取りに行ける距離に店舗があった場合は即日借りれますが、本来であればレンタルには発送などもあるので早くても数日後になるのではないかと思います。
その場合、レンタル開始できるまで入院になっていたのかな、、と今では思います💦
酸素濃縮器レンタル代
43,670円
初月:13,970円
2月分:29,700円
レンタルは2月27日に返却しています。
2ヶ月間だけレンタルしました。
私が借りたメーカーに関してや、レンタル代の細かな仕組みや詳細は次回にまとめます!
酸素濃縮器セット(中古)
130,000円
酸素濃縮器 累計使用時間200時間(ゼオライト交換目安は8000時間)
酸素室と酸素濃縮器をつなぐチューブ
酸素濃度計
布製酸素室(XSサイズ:幅50×奥50×高さ50・Mサイズ:幅60×奥90×高さ60)
のセットを、メルカリで購入しました。
ランは短期間のレンタルではなく、長期になる可能性も考えて途中から購入へ切り替えました。
そのため、レンタルは返却し2月25日頃から購入したものを使用していました。
いつお別れになってもおかしくない状態。
でも、もっと一緒にいられる可能性もありました。
1週間なのかもしれないし、3年かもしれない。
ランは予想が全くできなくて
その時のランにとって何が一番いい選択なのかを考え、ランは今後何年も生きると信じ、私は購入という選択をしました。
酸素ハウスはXSは未使用で、Mは使用済み。
臭いや汚れなどが気になるようなら、単品の新品を買おうと思っていました。
下にまとめますがハウスだけ新品を買ったとしても、既にものすごくお買い得な金額になっています。
バラで買わなければならないパーツが全て揃っている状態である上に中古で問題ないパーツも多いため、とてもお得です。
どうしても新品でないと嫌、という人でない限り
他にも莫大にお金がかかるので中古品で基本的には問題ないと思います。
デメリットとしては、メーカー保証がないので万が一壊れたり修理が必要になった時のリスクはあります、、。

ハウスを改良するために購入したもの
23,780円
犬用ゲージ:18,780円
ビニール:約5,000円
ランが少しでも快適に過ごせるよう、酸素が逃げにくい環境を手作りしました。
ランは基本24時間ハウス内生活だったため、トイレやご飯、寝床もハウス内で完結しないといけませんでした。
その上、既存の購入した布とビニールで出来たハウスは
チャックが面一面にU字についていたので、大きく開けないと撫でたり物の出入りができなくて、何か作業するたびに溜めた高濃度酸素が逃げてしまう懸念が一番大きかったです。
XSサイズ と Mサイズ
また、奥行きがありすぎるとランの顔周りのお世話するのにこちらの体制がキツかったり
他にも匂いが籠りやすかったり、狭くて寝床が選べないのか可哀想だなと思い、
奥行きはほどほどに横幅が広くなる犬用ゲージを購入しました。
初めは元々うちにあった猫用ゲージの1階部分のみを使いやってみたのですが(下1枚目)、大きさがほぼ変わらなかったのでゲージ、ビニール共に買い替えました。
酸素が逃げないようにするための囲いはホームセンターである程度の厚みがありつつ柔軟に動く防火・抗菌ビニールを何メートルか買いました。
サイズを測り、切って、テープで繋ぎ合わせてゲージをスポッと囲めるようにDIYしました。
左右2箇所に縦に切り込みとチャックを縫い付け、最低限の開け閉めで済むように工夫しました。
閉め切るのもNGだし、開けすぎても酸素が溜まらない。チャックの開け具合で濃度系と温度湿度計で調節していました。
ゲージが大きくなるぶん酸素も溜まるのに時間がかかるのですが、結果的には全面透明なので見易くもあり、変えてよかったなと思います。
犬用ゲージは、前面の檻部分は力づくで外し、バリアフリーにしました笑
この頃には、ハウス内が快適だと思うようで、自ら中に戻っていくランでした。
その他
35,600円
ポータブル電源:25,600円
温湿度計・消臭除菌機など:約10,000円
停電時の備えや、酸素ハウス内の環境管理のために準備しました。
ポータブル電源は車で病院まで移動するのにもとても役立ちました。
ですが、フル充電で酸素濃縮器は約2時間ほどしか付けられませんでしたので、
いつも片道1時間かかる総合病院では帰りに切れてしまったり、ギリギリでした。
そのため病院にお願いして充電させていただいたりもしました。
停電や、災害が起きたらどうしよう、といつも思っていました。
幸いにもそのようなことは起きることなくでしたが、
もっと高額になると思いますがソーラー充電できるものがいいかもしれません。
ポータブル電源もメルカリでお安く譲っていただきました。
一度も使用していないものでした。
空間除菌・消臭機器(車用)を入り口に置いていました。
よく自分の頭を中に突っ込んで匂いや温度を確認していました。
ランは何も言えないし、自分で出れないし、自分が感じて確認することが大事でした。
なのでトイレは極力、したらすぐに片付ける。
暑くないか?臭くないか?自分がこの中での生活だったら快適か?
を常に気にしていました。
結構酸っぱい匂いがする時も多いので炭の消臭力置いたり、外の空気吸いたい時に吸えるように空気の循環がされるように少しだけ必ずチャックは開けていました。
ランは1月から8月までこの中で生活していたので、寒い時期と暑い時期両方経験しました。
寒い時は少し開けた入り口近くに保温ヒーターを置いていましたが
涼しくしたいときは部屋を冷やしてビニールの外側から冷やすか、保冷剤を中に入れるといいと獣医さんに教わりました。
ランは、基本暑かったのか、いわゆる一般の猫とこれまた違ってタオルで包んだアイスノンの上がとても好きでした。
寒くないのかな?と思っていましたが、高さがちょうどいいのか、冷たいのが気持ちいいのか、、。
でも寒ければ退くはずだよなあ、、とか
体を冷ましたい時に自分で行動できる方が大事かなと思い、ランの好きにさせていました。

ちなみにランは素の床?が小さい頃から嫌いで笑
常に何か敷かれている上に居たい、何かの生地の上しか歩きたくないこだわりの持ち主であった為、ゲージ内もタオルまみれでした☺️
手前にあるのもハンカチで高さを出した枕です。
単品で購入するとどれくらい?
私が当時調べた価格では、
酸素濃縮器(新品):約20万円
酸素濃縮器(アウトレット展示品・未使用):約16万円
酸素濃度計:約4万円
布製酸素室(Mサイズ):約1万円
などがありました。
価格は購入する時期や販売店によって変わるため、あくまで私が調べた当時の参考価格です。
新品と中古を比較した結果、私はメルカリで購入することを選びました。
中古だからという理由だけではなく、必要なものがすべて揃っていて、状態も良く、私にとって一番安心できる内容だったからです。
もちろんセットで売っている人ばかりではありません。
いろんな人のを比較し、
組み合わせて買うか・セットで出している人から買うか・発送までの期間はどのくらいか、などたくさん考えて決めました。
また、酸素濃縮器は使用時間によって価格が大きく変わるため、その点も確認しながら探しました。
購入する際に比較したポイントや、いろんなメーカー・機種がある中なぜその商品を選んだのかは、第4話「購入編」で詳しくまとめます。
これから酸素ハウスが必要になる方の参考になれば嬉しいです。
新品で揃えると安くても総額28万ほど、、。それが13万円で済んだのはありがたかったです。
少しでも知識があるかないかで選択肢は変わる
正直、当時の私は「酸素ハウスにいくらかかるのか」「何を準備すればいいのか」何も分かりませんでした。
急いで調べながら、悩みながら、その時のランにとって一番いいと思う選択をしていくしかありませんでした。
だからこそ、これから同じように大切な家族の呼吸のことで悩む方が
少しでも早く情報にたどり着けるように、この経験を残しています。
酸素ハウスに必要なものや費用は、その子の状態や使用期間によって本当に大きく変わります。
「これが正解」というより、その子に合った選択を見つけることが一番大切だと私はランから教えてもらいました。
次回予告
第3話:レンタル酸素ハウスの詳細
レンタル方法やメーカー、料金形態、使用感をまとめます。





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